月のはじめ、区切りのよい「ツイタチ」に自分だけの場所で、自分で耕し、自分で育てる必要のある場所をひらこうと思っていたのに、気づけばフツカ、ミッカと過ぎてしまいました。
一昨年(2020年)に独立し、“ちばひなこ”の行動と記憶、機微の記録が整っているホームページをつくりたいな、と思うようになったにもかかわらず、目の前のことで手一杯で、やっと、先ほど公開を開始したので、正確に言えばフツカでもミッカでもなく、「シバラク」が過ぎてしまっているのが本当のところです。
さて、1996年に生まれたわたしは、今年(2022年)の3月25日には26歳になります。四半世紀を生きた証である「25歳の年」が暮れていく不安感がないとは言い切れないですが、心のどこかで明るい未来に就職希望だわと歌ってしまうような陽気な部分がどこかに同居しているような感じがあります。
最近気に入っていることは、コンタクトレンズも眼鏡もかけずに日が暮れてから散歩をすること。
灯りがぼぉっと見え、遠くのものは遠いだけぼやけ、でも何らかあるのは分かる。そんな近くのものだけがなんとか輪郭まで捉えられる状況が、どこか「25歳のわたし」の視線に重なるような気がする、なんて思いながら歩いています。
それから、裸眼で歩くと、やっぱり、ちゃんとは何もみえなくて、だからこそ、ともに散歩ができる人がいることのありがたみを感じます。安全も身体も向かう先もある程度ゆだねながら、歩くのは贅沢でありながら生きていることの醍醐味のひとつだな、と思います。
25歳を迎える時、『強く美しくから柔くしなやかなるへ』という目標を綴りましたが、あと1か月ちょっとを残す今、柔らかさやしなやかさの良さを全身で感じています。
せっかく、場所をつくったので、これからはたくさん記録を残しておきたいな、と思っています。引き続きどうぞよろしくお願いします。
ちばひなこ

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